拵え付脇差の出品です。登録証付、刃長４５．８ｃｍ、反り０．８ｃｍ、目釘ぎ２（内一半切）、元幅２８ｍｍ、先幅２２ｍｍ、元重ね６ｍｍ、先重ね５ｍｍ。鞘には小柄櫃と返角が有ります。刃紋は匂出来のたれ調中直刃、帽子は中切先で波紋は乱れて返る。中茎は６．５ｃｍ程区送りされ下部に銘が残っており表に駿河（以下切）裏に天正（以下切）と有ります。天正時代の駿河の刀工は儀助・広助・助宗等の島田派の優良刀工が存在します。刀身は古研ぎですが刃切れ・刃こぼれ・膨れ・錆・湾曲等の致命的な欠点は有りませんが経年の擦れや小傷は有ると思います。しかし、鑑賞を妨げる程のものでは無いと思います。拵えは当時もので柄巻きもしっかりしていて優良です。縁頭・鍔は赤銅製で鍔には蓑亀が高彫りにて施されています。とても美しい脇差です。但し、４５０年も経った商品です。説明文にも多少の違いが有るかも知れません。画像を充分御確認の上入札願います。 xvpbvx